「リゾート空手とは」
11月某日
更新頻度が高いと自分の首を絞めるし、低いとそもそもの理由であるてこ入れ
にならない。とりあえず最初は勢いが必要なので(?)アフターバーナー的に、
適当に書いてみる。
現在所属している一貫堂六本木支部は、「リゾート空手」を標榜している世にも
珍しい団体である。普通の人は、この単語を聞くと笑う。武道をやっている人な
らなおさらだ。検索エンジンで調べてみても、谷大先生のページ以外でこの
単語が使われている形跡はない。しかし、本人たちはわりと気に入って、
本気で言っているのだ。自虐的なネタではない。
知らない人が聞くと笑う理由は、リゾートと空手がイメージとして結びつかない、
というのが一番大きいところだ。ゆえに冗談だと判断されやすい。
リゾートはリラックスして楽しむ感じであり、空手は徒手や武器を使って、
極限まで体を鍛え上げ、身を守るために最大の攻撃力を持つ、なんて
ところが一般的認識か。二者は、この認識ではまるっきり結びつかない。
もしかしたらだが、見学に来ればなんとなく雰囲気はつかめるかもしれない。
協力団体である杖の団体から見学者は来るが、二回以上来る人があまり
いないのが、雰囲気を如実に表している気もする。
個々の思いはともかく、苦しくなく、楽しく、興味がもてる範囲で空手を
続ける、というのがリゾート空手の本旨だ。やりたい人はやるし、やらない人は
無理してやらなくてもいい。だって趣味なんだから、という感じ。
もの足りなくなった人は、他所ならどこでももっとやっている。寂しいことは
ないし、何だったら紹介してあげるよ?って所だ。
では上を見ないのかというとそんなことは無い。上も知っているし、上の
話を聞いて喜んでいたり、一時的にモチベーションが上がったりもする。
単純に、それが続かないだけ。行が続かない三日坊主である。
むしろ、稽古の間の雑談、武術談義の方が楽しいので仕方なかろう。
ただし、趣味であるがゆえに突き進むことにおいて妥協は無い。
そして、諦めるのももの凄く早い。相反するようだが、要するに
自分に都合が良く、良いように、というだけである。
だって趣味なんだから。よその空手と比べなくても良いじゃん。
#かといって、低空飛行過ぎるのは良くはないみたいだけど(^^;
こんな「いい加減」と捉えられても良い団体が許容されて続いているのは、
上位団体である一貫堂の4師範(注3)の力であろう。
そしてその上である塩川先生の力。誰がなんと言おうと。
めちゃめちゃ虎の威を借っている。
#「わしゃ虎か」ってこの前言われた(笑)
あとは谷大先生の覚醒を待つだけか(微笑)。
注3) そのうち一人は、谷大先生
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